吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 吸血鬼エフェメラ

作者:大原まり子
発売:早川書房
初版:1996年08月15日
価格:544
頁数:324
 地球には古えの昔から、人類とは別種の知的生命体が存在してきた。
 彼らは吸血鬼と呼ばれ、その歴史は迫害の歴史であった。一族は吸血鬼狩りの激しい東ヨーロッパを逃れ、やがて、東の端の国の教会の奥深くでひそやかに生き続ける。
 だが、22世紀初頭、巨大財閥グループの総帥・大門ヤスヒロは吸血鬼一掃を目ざし、一大殺戮を開始した。
 種の存続を賭け、吸血鬼一族が最後の切り札としたものは……
 幻惑の未来世界を生きる吸血鬼たちを描く。
+++館主の独白+++