吸血鬼の手帖

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† 吸血鬼ドラキュラ

原題:Dracula
作者:ブラム・ストーカー
訳者:平井呈一
国:イギリス
発売:東京創元社 創元推理文庫
初版:1971年04月16日
原語版初版:1897
価格:757
頁数:559
 これを読まずして吸血鬼は語れない。

 元祖ドラキュラ伯爵、なんですが……比類なき知名度の高さの割に、日本では読んでいない人も多い作品。あまりにも有名過ぎて、読まなくても読んだつもりになれちゃったり、大まかなストーリーが分かっているから読まずに済ませちゃったり?
 でもしっかり読んでみると、意外と知られていない部分があったりします。そして映画で後付けされた設定との違いも沢山出てきます。
 ここを読んでいる貴方、ドラキュラ伯爵と言えば黒マントに礼服を着た紳士だと思っていませんか? 十字架で火傷をし、陽光を浴びて灰になるのはドラキュラ伯爵のお決まりだと思っていませんか?
 答えはNo. 本当の“ドラキュラ伯爵”がどんな人なのか、ご自分の目で確かめてみてください。

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