古今東西ありとあらゆる吸血鬼映画を網羅。
　発売から大分経過しているため、最近の映画について知りたい人には物足りないやも。
　でも、最近の映画だったらネットでちゃちゃっと調べられるし、ネットで話題にならないような古いマイナー映画も掲載されているこの本は、持っておいて損のない一冊だと思います。

　映画のタイトル、配給会社、監督名、主な出演者だけでなく、マイナーなものでもある程度のあらすじ、有名なものならかなりの量の解説文がついています。
　あまりにもマイナーすぎると、必要最低限の情報しか載っていなかったりしますが、そこまで求めるのは酷な話。
　あと、難点を上げるとするなら、文章がちょっと読みづらいかも？

　一冊まとめてじっくり読むと、観ていない映画も観たような気分になるという副作用有りにつき要注意！
　あと、どうしても観たくなっちゃったけど、全然手に入らない！！　と転げまわる副作用もあります。
　後者の方が辛い副作用だな……。