吸血鬼の手帖

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† ブラッディ・ハザード1

作者:東城麻美
発売:白泉社 花とゆめコミックス
初版:1999年03月10日
価格:390
頁数:206
 闇の中に身を潜め、自らの生のために犠牲者を出し続ける吸血鬼達…。
 彼らを絶滅させるために活動する謎の組織・ヘルシング財団に、空閑呼人というハンターがいた。
 彼の持つ人間離れしたした力には秘密があった!
 現代に蘇る新吸血鬼伝説。今世紀最大の衝撃バイオ・ホラー登場!!
 吸血鬼=ウィルス性の病気扱いで、学園モノになるのかな。
 禁断の親子愛!
 とか書くと素敵な妄想が出来そうですが、そんな変態なオチではありませんでした。ってそりゃそうだろう。
 なかなかの素敵エンディング。

 1巻しか出ていません。一応話の区切りはきっちりついていますが、消化されていない伏線っぽいものが山ほどあるような……一星の潔癖症っぽい行動の理由とか、ヘルシング財団の詳細とか、呼人が何故ああいった形で生まれることになったのかの経緯とか。
 柱の部分のコメントで「もう連載は終了した」と書いてあるので、1巻=完結巻とも取れるのですが、だとしたら何故「1」ってついているのかが……。続く予定でもあったんでしょうか。
 続いたら結構面白かったと思うんですが、コレ。

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