吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† COOLDOWN

作者:伊達将範
イラスト:緒方剛志
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:1999年07月25日
価格:610
頁数:309
 問題児・氷室克樹のクラスに転校生が一人やってきた。朝霧曜子と名乗るその少女は、信じられないほどの美貌の持ち主。やはり克樹のクラスメイトでどうやら彼に好意を抱いているらしい香月紗夜とは対照的な陽性の美しさで、クラス全体が彼女の美貌に騒ぐ。しかし転校当日の全校集会で、曜子はいきなりその仮面をかなぐり捨てた──。
 克樹に次々と襲いかかる危機。果たして克樹はその危機を乗り越えられるのか? そして美少女・香月紗夜の想いの行方は?
 気鋭のコンビが贈るノンストップストーリー登場! 一度読み始めたら絶対に止まらない……。
 読み終わった感想としては、「なかなか面白い。が、後にも残らないかな」といったところ。良く言えば「スカッとする」ような。設定を生かしきれていないのでは? とか、その目的のために何故そこまで武装してかからないといけないのか? とか、若干消化不良に感じる部分が無いわけではありませんが、逃げて戦って逃げて戦ってのノンストップで勢いはあります。。
 アクション映画が好きなら楽しめるのではないでしょうか。
 ただ、ところどころ台詞が英語になるので(英語が得意な人は別として)読む勢いを削がれてしまうのがちょっと……。いえ、私が英語苦手すぎるのかもしれませんが。
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