吸血鬼の手帖

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† おまえが世界をこわしたいなら2

作者:藤原薫
発売:ソニー・マガジンズ ソニー・マガジンズコミックス
初版:1999年12月07日
価格:520
頁数:207
 ついに人を殺めてしまった環奈…。そして山下刑事の捜査の手が徐々に及ぶ中、蓮は…!?
 異才・藤原薫がおくる耽美的ホラー・サスペンス!
 最初のCastのページ、セシルの説明が「蓮がその影を追い続けている幼女。全てはまだ謎のベールに包まれている。」で。
 咄嗟に「そうか、蓮はロリコンか」と納得してしまった……うわーん、世界観台無し! 落ち着け私!orz
 でもせめて「少女」って書いて欲しかったな。

 血の味で人間を区別できる、利き酒ならぬ利き血は吸血鬼ならでは。パッと味を覚えてしまうマリア、普段が穏やかそうなだけに、こういうシーンで化物っぽさが出ていてうまいなぁ。
 この巻から過去のシーンがどんどん増えてくるんですが、まぁその理由は読んで想像したら大方当たると思います。
 ああそれにしても……証拠隠滅シーンより、スナッフショーのシーンより、野木と蟻んこが気持ち悪かった私は感覚ずれてるんでしょうか。

 ソニー・マガジンズは漫画部門を撤退してしまったため、このシリーズも今は絶版になってしまいましたが、祥伝社Feelコミックスから愛蔵版()が発売中です。

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