吸血鬼の手帖

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† トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars 嘆きの星

作者:吉田直
イラスト:THORES柴本
発売:角川書店 角川スニーカー文庫
初版:2001年03月01日
価格:514
頁数:267
 大災厄(アルマゲドン)で文明が滅んだ遠未来。異種知性体・吸血鬼(ヴァンパイア)と人類の闘争が続く暗黒の時代――辺境の街イシュトヴァーンの支配者・吸血侯爵ジュラはロストテクノロジー兵器“嘆きの星”による人類抹殺の野望を巡らしていた。その情報を掴んだ汎人機関ヴァチカンは計画を阻止すべく、ひとりのエージェントを派遣した! 存亡を懸けて闘う二つの種族を、壮大なスケールで描くノイエ・バロックオペラの決定版!――汝、目をそらすことなかれ!!
 まず最初に一言。
 激しく評価の分かれる作品だと思います。
 ちょっとありがちというかどこかで見たことがありそうな――ぶっちゃけると大災厄で文明が滅んだ遠未来に吸血鬼と人類が闘争状態で生活してるあたりは『吸血鬼ハンター“D”』で、主人公アベルが能力を解放するのに呪文を唱えるあたりは『Hellsing』かしら? あと主人公の性格は『トライガン』のヴァッシュかもね。他にも何かあったりして。みたいな感じなんで、とにかく嫌う人はとことん嫌うだろうなと。ネット上でも苛烈に叩いてる人がいるようですし。
 とまぁ酷い言い様しましたが、少しでも他作品と類似点があるのは見過ごせない! という人以外で、ライトノベルが好きな人にお薦めします。元ネタを類推してニヤリとするのもまた一興。作者、○○が好きなんだろうなぁ、とか。
 とりあえず、こういう見方もあるんだなぁということで。私は上で上げた作品全部知ってますが楽しんでますよトリ・ブラ。目くじら立てる程ではないんじゃないかと思うんですが、どうでしょう? 既視感のある台詞にしても、それを出してくるタイミングは巧いんじゃないかと。
 ただ、元ネタ全く知らずにこれを先に読んでしまうと……。
 知らないで読むのは幸か不幸か。


 漫画化されています。

 2004年07月15日、作者吉田直氏が肺梗塞のためご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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