吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† VAMP KILLERS 深淵なる昏き銀

作者:霧島珠樹
発売:角川書店 あすかコミックスDX
初版:2001年11月01日
価格:520
頁数:161
 生き血を求めてさまよう異形の魔物・VAMP。そのV(ヴァンプ)に襲われた者がさらにVとなり、世界には、次々と被害を拡大していくV・S(ヴァンプシンドローム)が蔓延していた。両親、そして妹までもVの餌食にされた信綱は、覚醒者・アグルと出会い、共に全ての鍵を握る「エキドナ」を追う旅に出るが──!?
 VAMPに襲われた者は異形に変化するか、耐え切れずに死ぬか……稀に様々な能力と不老の力を得た覚醒者となる。と、なかなか素敵な設定です。自分を異形に変えた者を殺せば自分も死ぬ、等吸血鬼モノによくある設定も生かされています。
 内容もなかなか面白かったです。
 が。
 後書きで作者自身が書いているのですが、「オトナの事情」とやらで続刊予定が無い模様。さぁこれから本編!というところで終わってます。残念。
 描く機会があれば続きを書きたいとのことなので、オトナの事情が何とかなることを祈っておきます。

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