吸血鬼の手帖

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† ドラキュラ・イン・ブラッド-血塗られた運命-

原題:Dark Prince:The true story of Dracula
監督:ジョー・チャペル
国:アメリカ
製作国公開:2000年
時間:1:32
注:劇場未公開
出演
ヴラド・ツェペシュルドルフ・マーティン
リディアジェーン・マーチ
ブルーノクリストファー・ブランド
ステファン神父ピーター・ウェラー
キング・ジョーンズロジャー・ダルトリー
ラドゥマイケル・サットン
 吸血鬼モノではありません。

 というか、大抵ホラー映画の棚に置かれてるけどホラーじゃありませんから。

 ドキュメンタリー……というのもちょっと微妙ですが、歴史映画って感じで。吸血鬼ドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュの生涯を描いた作品です。大まかな流れは史実に忠実……かな。どうやって死んだかとか諸説ありますんで、鵜呑みにするのはまずいですが、どんな人でどんな事をやっていたのかっていうのを知るにはお手軽かと。
 スナゴヴ(字幕ではスナゴフ)の修道院がかなり重要な要素として出てくるのですが、ちょうどルーマニア旅行でスナゴヴに行ってきたので、萌え度5割増しくらいで楽しめました。「ドラキュラ・イン・ブラッドを見たからスナゴヴに行きたい」という話をしていた人がいましたが、確かに分かる気がします。

 オチは賛否両論ありそうですが、私はガクッと来つつもそれなりに萌えました。あはは。


 ヴラド公についてきっちり知りたい人は『ドラキュラ伯爵 ルーマニアにおける正しい史伝』、『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュ』あたりを読むと良いと思います。
 そこまで真面目なのはちょっとって人は『ドラキュラ公ヴラド・ツェペシュの肖像』を読んでみるも良し。こちらはあくまでも小説ですので、その辺は留意してください。

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