吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 帝都探偵物語3 真紅の挑戦[文庫版]

作者:赤城毅
イラスト:鈴木雅久
発売:光文社 光文社文庫
初版:2003年08月20日
価格:571
頁数:346
 “帝国陸軍でもっとも危険な男”と称された氷室中尉。20年前に欧州で消息を絶った彼が、帝都・東京に現れた。しかもかつての若さのままに……。真相解明の密命を受けた木暮十三郎の前に出現した、“伯爵”の正体とは? 十三郎の秘書・礼乃が伯爵の魔の手に落ち、十三郎は決死の救出に向かう――。
 切なくも美しい結末が胸を打つ、大好評シリーズ第3弾!
 シリーズモノ。吸血鬼に惹かれて買ったので1巻2巻は当然読んでませんが、特に問題なく読めました。どうやら1巻2巻は人造人間モノと人狼モノのようです。

 王道だなぁ。王道すぎておおまかな筋とオチが読めちゃうかも。
 あまりキャラに生き生きとしたものを感じられず。どうもいまいちなんですよね。続き物の一部だけ読んでるからいけないのかもしれませんが。
 “伯爵”もあんまり出番無しだし、強いんだか弱いんだか。
 吸血鬼のカッコイイ活躍を見たい人にはあまりお薦めしません。大正時代+探偵モノで興味がある人はどうぞ。

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