吸血鬼の手帖

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† リーグ・オブ・レジェンド[小説版]

原題:The League of Extraordinary Gentlemen
作者:K・J・アンダーソン(K.J.Anderson)
訳者:浅尾敦則
発売:竹書房 竹書房文庫
初版:2003年10月01日
価格:590
頁数:341
 1899年、ロンドン中心部にある英国銀行が襲撃された――。
 鉄仮面のリーダー・ファントム率いる謎の一団が盗んだのは、金塊や札束ではなく、1枚の古い海上都市の設計図面だった。緊迫する英国政府、世界大戦勃発の予感。その時、英国政府から、アフリカで暮らす伝説の冒険家・アラン・クォーターメインのもとに、世界大戦阻止の白羽の矢が立った! この戦争を対岸の火事ではないと感じたクォーターメインは、依頼を引き受け、ロンドンへと向かう――。
 さらにその彼のもとへ、潜水艦ノーチラス号のネモ船長、透明人間のスキナー、半吸血鬼のミナ、不死身の男・ドリアン・グレイ、ジキル博士&ハイド氏、そしてアメリカの諜報員・トム・ソーヤーが集められ、超人同盟「ザ・リーグ」が結成された!!
 世界を救うため、今、伝説の7人のヒーローが立ち上がる!! 前代未聞のファンタスティック・アドベンチャー!!
 映画『リーグ・オブ・レジェンド~時空を超えた戦い~』のノベライズです。大元はアラン・ムーアがストーリー担当のアメコミ。原作コミックと映画ではストーリーがかなり違います。そもそも登場人物が違ったり。原作コミックにはドリアン・グレイとトム・ソーヤーは出てきません。で、小説は小説で映画とちょこちょこ違っている部分があります。あらすじは同じなんですが。
 原作読んで映画見て小説読んで、違いを楽しむのもいいかもしれません。英語が苦手という人はジャイブから原作の日本語版が発売されています。
 映画を先に見たので小説より映画の印象の方が強いのですが、映画で見落としていた部分を補完できたかなぁ。ちょっと平坦な感じの文体なのが物足りなく感じました。
 ……っていうかね、ネモ船長の格好良さが映画に敵わないし! あの服の素晴らしさとかヒゲの素敵さとか敵をばったばったとなぎ倒(以下省略)(ここは吸血鬼サイトです)

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