表紙、帯が掛かっているところにしかイラストが無いというステキデザイン。
　帯有りの状態だと、表紙全体が真っ黒＆タイトル＆帯の部分に赤文字で煽り文が入っているように見えます。本屋で探す時は要注意かも。

　作者はかなり吸血鬼好きなんだろうなぁ、と思わせる設定がちょこちょこと出てきます。
　ヴェドゴニァとかクルースニクとかアーノルド・パオレとか骨無し吸血鬼とか、吸血鬼好きでいろいろ調べた事がある人なら「あー！」って思う単語がぞろぞろ。（前2つは最近よく出てくるから普通に知っている人も多そうですが。）

　だがしかし。
　ジャンル分けをしたらBLではないんですが、限りなくホモくさい描写てんこ盛りなので、そういう要素が大嫌いだ！　という人はそれなりの覚悟をして読むか、一切手を付けないかのどちらかで。
　その代わり腐女子なら楽しさ倍増。

　とにかくもう萌え要素満載。
　ブチギレたプリンセス・マリーの顔とか超イカス～。
　何より。
　チャーリーをチェリーと呼びまくるレイフロ様がステキです。
　ヘタレ攻めチャーリー×俺様受けレイフロだと思うんですが腐女子の皆さんいかがでしょ。
　しかも年下攻めで吸血鬼の上下関係からしても下克上ですよ！
　妄想の種がそこらじゅうにー！！


思い切り音鳴ります。