吸血鬼の手帖

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† 怪物王女2

作者:光永康則
発売:講談社 シリウスKC
初版:2006年05月23日
価格:514
頁数:207
 誓え、血の忠誠を。
 血の戦士として、姫に仕えることになったヒロ。そしてカレは否応なく王族の熾烈な闘争に巻き込まれていく。
 その闘争の中、彼は様々な異形の者たちと出逢う。人狼族、吸血鬼、人造人間……ある者は味方、ある者は敵として……彼らとの出逢いがカレの心に様々な影響を与えていく。
 そして、ヒロは自分には戻る道がすでに無いことを知る。
 だが、「姫」の戦いは、絶えることなく続くのだ。
 吸血鬼メインではありません。

 ようやく吸血鬼キャラのお出ましです。しかも男女1名ずつの計2名。
 招かれないと入れないとか、陽光が苦手(致死ではない)とか、退治には白木の杭とか、割とオーソドックスなタイプの吸血鬼。
 ちゃんと棺桶で寝てるあたり可愛い。
 セーラー服の襟をマントにするのは面白いアイデアだけど見た目分かり難いかなぁ……。
 男吸血鬼の方はマント姿でみるからに吸血鬼って感じです。

 ストーリーは今のところ可もなく不可もなくってとこでしょうか。

 第9話「追憶王女」の扉絵に「怪獣のバラード」(歌詞)が引用されていて、いきなり懐かしさ炸裂しました。この歌大好きです。

 オマケ漫画に仄かなヒラコー臭。ノリが。勿論あそこまでの毒は無いですが。

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