吸血鬼の手帖

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† ブラッディKISS 1

原題:Darren Shan
作者:古都和子
発売:白泉社 花とゆめコミックス
初版:2006年12月25日
価格:390
頁数:190
 桂木聖は父の無実を晴らすため、弁護士を目指す苦学生。
 ある日、顔も知らない祖母の洋館を相続する事に。しかし、そこには黒星と従者アルシュという名の吸血鬼が棲んでいた!
 乙女と吸血鬼、秘密の同居ライフは毎日がドキドキだらけ…!?
 ヴァンパイアLOVEショック待望の第1巻。
 いかにも~な少女マンガです。安心して読めるお約束の展開。とりあえず1巻の時点では。
 立ち退き騒動の時に思い切り業者を蹴散らした黒星くん、あそこまでやったら絶対ニュース沙汰だと思うのですが……。冒頭のやり取りからすると吸血鬼が普通にいる世界でもないっぽいですし。
 2巻以降どうなるかな。アルシュが化けるか化けないかが気になるところ。

 にしても、最近増えてきたような気がする「決めた1人の相手からしか血をもらえない」吸血鬼。
 こういう特性を持った吸血鬼ってあっという間に絶滅すると思うんですが、その辺どうなんでしょう?
 一途で美味しい設定なのかもしれませんけど、絶対矛盾がボロボロ出てくるような。
 出会うまで食事はどうしてたんだとか、人間の寿命なんて80年かそこらだけどその後どうすんだとか。
 死んだら次の人間に乗り換えるんだと一途でも何でもないし、途中で仲間に引き込むとしたらその後相手ともども新しい餌探しになるわけだろうし……う~ん、真実やいかに。

 柱に書いてあった作者コメントによると、略称は「血ちゅー」らしい。血ちゅー……素敵脱力感。

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