吸血鬼の手帖

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† 捨て猫の家

この作品にはボーイズラブ要素が含まれている可能性があります
作者:井上ナヲ
発売:大洋図書 ミリオンコミックス
初版:2008年09月10日
価格:600
頁数:163
 永遠を誓い合う 最初で最後の 本当の恋

 ひとり孤独に生きてきた吸血鬼のエドは、ある日、気まぐれから捨て子の少年フィルを拾い、以来一緒に暮らしている。
 好きだと言い、無邪気になついてくるフィル。
 そんなフィルにエドは欲情し、戸惑う。この気持ちは――…
 長い間忘れていた感情に支配されたエドは、フィルにくちづけるのだが…
 ボーイズラブです。嫌いな人は要注意。

 全体的にまったりとした雰囲気。
 作中、吸血鬼がどんな存在であるのか、彼が何故吸血鬼になったのか、全くといっていい程語られていません。
 読者側がある程度吸血鬼の設定について知識を持っているという前提なのか、読者の想像に委ねているのか。
 むしろ、時代背景から人物関係まで全部読者の妄想任せの域に突入しているので、吸血鬼の設定くらい気にするなってところ? それともパラレルか何かで同じ登場人物の別ストーリーの作品でも存在するのかしら……。
 2人が一緒に暮らしていて、恋に落ちて、決着が付くまでがひたすら淡々と描かれています。
 ちょこっとだけ濡れ場はあるものの、ストーリーの流れで必然&オマケ程度です。このくらいだとエロも邪魔に感じないからいいなぁ。
 濡れ場なんざ飾りに過ぎんのですよ、偉い人にはそれがわからんのです!
 ……何力説してるんだろう私。

 まぁエロ云々は置いといて。
 淡々とし過ぎていて印象が薄かったかも。ガッと盛り上がる、読んでいてのめり込めるシーンは無かったなぁ。
 あ、「×」の前後にどっちの名前が入るのかに関しては若干予想外でした(腐)。

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