吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
[全掲載作品50音] [カテゴリ別50音] [発売日昇順] [発売日降順] [掲載日降順] [ルーマニア旅行記]


« ヴァンパイア執事-お嬢様と幸福の人形- | メイン | 屍鬼5 »

† ダンス・オブ・ヴァンパイア(2009)

原題:Tanz der Vampire
原作:ロマン・ポランスキー
脚本:ミヒャエル・クンツェ
製作国公開:2009年07月05日
 人類の叡智が勝つか、勝つのは尽きることのない欲望か!!
 二人は、世界を、人類を救うことができるのか!!
出演
クロロック伯爵山口祐一郎
ヘルベルト吉野圭吾
アプロンシウス教授 石川禅
アルフレート泉見洋平&浦井健治
サラ大塚ちひろ&知念里奈
 あ~、なんで面倒くさがって今までチケット取らなかったんだろう!?
 原作の『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』のノリも結構好きで、『Tanz der Vampire』として舞台化されているのも知っていて、何年か前に日本でも『ダンス・オブ・ヴァンパイア』として上演されることになったのも知っていて、でもチケ取り&お出かけが面倒で観に行っていなかったのです。
 吸血鬼好きとしてダメダメです。失格です。ちょっと切腹してきます。

 今回たまたま、チケットが余っているのでどうですか? とのお誘いをいただいて、こんな機会でもなければ物ぐさな自分は観に行くまい! と御好意に甘えてご一緒したのですが……

 ちょっともう1回か2回か3回くらい千秋楽までに観に行ってくるわ。あと1か月切ってるけど。

 って気持ちになってます。
 最低でもあと1回は本当に観に行くと思います。
 仲間内で希望面子が集まれば複数回行く。多分。

 原作知らなかったり好みによっては1幕がダレて感じる人もいるらしいのですが、自分は幕間の休憩に入った時に「え、もう1幕終わり!?」と思うくらいに短く感じました。
 幕間のクコール劇場も楽しい。
 2幕はもう(語り過ぎるので省略)

 伯爵様も素敵なんですが、息子のヘルベルトがいい味出し過ぎ。原作のヘルベルトもおかしいけどこっちのヘルベルトもっとおかしいよ!!(笑)
 何そのガーターベルト! 風呂シーンはともかくとして、どうして普段の黒革?パンツの上にもガーターベルトなの!?

 あと、ソロのダンスを踊っていたヴァンパイアの人がすごく格好良かったです。
 あれは惚れる。

 そういう萌方面は横に置いておいてのお気に入りのシーンは、アブロンシウス教授とアルフレッドの寝ているベッドからわらわらと大量の吸血鬼が湧き出てくる群舞の場面でした。
 宙を飛んだり墓場から出てきたりする吸血鬼っていうのもイメージ通りで良いんですが、あのベッドからわらわらシーンはやたら印象的で……化け物っぽかったです。


 何はともあれ、コメディの吸血鬼が許せる人にはお薦めです。
 来年も上演あるかな~。


 日本での第1回公演は2006/07/02~2006/08/27。

関連するエントリー

コメント・トラックバックはご自由に。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.vampyre.jp/mt/mt-tb.cgi/1371

コメントする