吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
[全掲載作品50音] [カテゴリ別50音] [発売日昇順] [発売日降順] [掲載日降順] [ルーマニア旅行記]


† 中欧怪奇紀行[文庫版]

作者:田中芳樹&赤城毅
発売:講談社 講談社文庫
初版:2003年12月15日
価格:590
頁数:328
 吸血鬼はロリコンだ。狼男の二つの系統。フランケンシュタインは頭がいい――。中央ヨーロッパに数多ある恐ろしくも面白い神話、伝説、物語を元ネタに、怪奇大好きの作家二人が夜を日に継ぎ話しこむ。文庫化にあたって新規対談を追加、再編集した決定版! それぞれに工夫を凝らした短篇小説二話も収録。
+++館主の独白+++

† 夜想#ゴス

発売:ストゥディオ・パラボリカ
初版:2003年09月01日
価格:1,500
頁数:160
 マリリン・マンソンからゴスロリまで、ゴス・カルチャーに迫る。
 損傷は、美しく残酷な警告なのだ。これぞ、ゴシック!
『夜想』公式サイトより
+++館主の独白+++

† ヴァンパイアラプソディー

作者:ひらいたかこ&磯田和一
発売:東京創元社 新ヨーロッパ・イラスト紀行2
初版:2003年05月30日
価格:1,600
頁数:127
 成田からチューリッヒへ。チューリッヒからの旅は全て鉄道で、ダルツブルク→ウィーン→プラハ。そして、ドラキュラゆかりのルーマイアはトランシルヴァニア地方のシギショアラ→ブラショフ→シビウ→ティミショアラへのヴァンパイアの旅。
 帰路は、ブダペスト→ウィーン→インスブルック(ここもドラキュラの肖像画を求め)へと、もちろんドラキュラのみならず、オーストリアや東欧のボヘミアン・ムードを求めておなじみコンビが駆け回った、ハードな旅の記録です。
+++館主の独白+++

† 死者の謎掛け-ドラキュラ発見

原題:Riddles of the Dead - Dracula Unearthed
製作国公開:2002年
 この番組は、見る人を「脈動する考古学」の世界である、最先端の科学技術と旧タイプの地道な調査方法を融合した、まったく新しいスタイルの科学研究が行なわれている現場へ誘うシリーズ。そんな現場で活動する科学捜査官、考古学者および医学調査官は、現代人が最も興味を示すミステリーを解き明かそうと、長い間突き止められなかった手掛かりを発見していく・・・。彼らの行動が、何世代をも経たミステリーの解決につながらることもあるのだ―。
『ナショナルジオグラフィックチャンネル』公式サイトより
+++館主の独白+++

† 新映画宝庫Vol.3 スプラッターカーニバル~悪夢映画流血編~

編者:梨子田章敏
発売:大洋図書 Million Mook
初版:2001年10月05日
価格:1,333
頁数:288
 ゾンビ、食人族から殺人鬼まで──。
 銀幕を彩った闇の歴史が今、復活する!


 光あるところに陰がある! 映画の栄光の陰に数知れぬスプラッターの姿があった。歴史が、そして道徳が封印した凶悪、醜怪にして耽美な匂いすら漂う血まみれムービーの数々が、晩夏の今完全復活する。
 食人族の串刺しあり、大鋏を振り回す殺人鬼あり、人の命を食らう家があり、妊婦に悪魔がとり憑いたり、地獄の門が開門して死者がこの世に溢れまくる!
 血まみれあり、全裸美女の跳梁あり、狂える天才の殺戮あり、エロとグロの一大博覧会の開幕!
 「サンゲリア」「ビヨンド」といったL・フルチ作品から「九十九本目の生娘」「犬神の悪霊」「恐怖奇形人間」などのジャップス・カルトに王道の「オーメン」「ゾンビ」「エルム街の悪夢」「13金シリーズ」「バーニング」、そして今まで顧みられることの無かったユーロ・ホラーを最大フォロー。夢見る詩人J・ローランから稀代の職人J・ダマトの“悪行”が遂に白日の下に曝される。そしてとどめは日本映画史上空前の「死人版バトルロワイアル=VERSUS」だ。
 紙面が真っ赤に染まる究極の一冊!
+++館主の独白+++

† 中欧怪奇紀行

作者:田中芳樹&赤城毅
発売:中央公論新社
初版:2000年11月10日
価格:1,400
頁数:211
+++館主の独白+++

† 吸血鬼幻想 ドラキュラ王国へ

作者:菊地秀行
発売:中央公論新社
初版:2000年05月25日
価格:590
頁数:238
 ドラキュラ伝説の地、トランシルヴァニア。
 果たして吸血鬼は実在するのか? モデルとなった苛酷な領主と、墓から出てくる吸血ゾンビの面影を求めて、ドラキュラホテルの棺に入り、儀式を行う魔女に会い、恐れを知らぬ旅は続く……。
 当代きっての超人気伝奇作家が描くユーモア旅行記。
+++館主の独白+++

† ワールド・ミステリー・ツアー13 Vol.6 東欧篇

発売:角川書店(同朋社)
初版:1999年03月10日
価格:2,000
頁数:220
 好事家たちが誘う知的でミステリアスな13の旅 World Mystery Tour 13 Vol.6
 EASTERN EUROPE
 菊地秀行のルーマニア ドラキュラ紀行
 吸血鬼の影に怯え、血の伯爵夫人に恐怖し、魔術の首都を巡る鮮血の魔境へ
 折込 東欧ミステリーマップ
+++館主の独白+++

† ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュ

作者:清水正晴
発売:現代書館
初版:1997年04月30日
価格:3,000
頁数:317
 ヴラドは人質や亡命という苛烈な生涯のなかで、ひたすら荒野の風景をみつめてきた。ヴラドのぶきみなほどにおおきく見ひらかれて青く澄んだ瞳のなかにうつる祖国ワラキアのゆたかにひろがる草原地帯は、彼の心のなかではhてしない荒野だった。生きものの気配もない烈風ふきすさぶすさまじい荒野を、彼はじっとみつめつづけるしかなかった。イコンを棄ててその荒野を流亡しながら、ヴラドは自分にむけて問いつづける。この荒野に、聖霊はあるか、神はおわしますのか。そしてまた、荒野に呻吟するこのヴラドの耳に、クルテア・デ・アルジェシュ大主教聖座教会の鐘の音は聞こえたのだろうか。(本書「暗殺」より)
+++館主の独白+++

† 爆笑ヴァンパイア

編者:シブサワ・コウ
イラスト:九月姫、横山えいじ、河伯りょう、虎向ひゅうら、しおさぎ・のぼる
発売:光栄 歴史人物笑史
初版:1996年11月01日
価格:971
頁数:167
 古典を見る前に爆笑を読もう。
 難しそうな古典も爆笑を読めば一発でわかる。キャラクターだって友だちになれる。原点を読むのはそれからだって遅くないのだ。
+++館主の独白+++

† シネマティック・ヴァンパイア 吸血鬼映画B級大全

原題:Cinematic Vampires
作者:ジョン・L・フリン(John L. Flynn)
訳者:濱口幸一、村尾静二、濱田尚孝
発売:フィルムアート社
初版:1995年10月10日
原語版初版:1992
価格:1,800
頁数:325
 Encyclopedia of Vampire Films
+++館主の独白+++