吸血鬼の手帖

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† 血

作者:大原まり子、他
発売:早川書房
初版:1997年09月20日
価格:1,600
頁数:257
 1897年、倫敦にてブラム・ストーカー作『吸血鬼ドラキュラ』が出版されました。トランシルヴァニアのドラキュラ伯の名を用いて、古典的ゴシック・ホラーにさまざまな新装置を散りばめた『吸血鬼ドラキュラ』は、たちまちベストセラーとなったのです。
 そして100年の時を経た20世紀末、アジアの涯の国の作家にまでその設定は想像力を喚起させます。
 ここに8人の創造者たちの時間、空間、小説手法の異なった作品が集いました。
収録
1.13<大原まり子
2.かけがえのない存在菊地秀行
3.薔薇船>小池真理子
4.エステルハージ・ケラー佐藤亜紀
5.アッシュ─Ashes佐藤嗣麻子
6.一番抵当権篠田節子
7.スティンガー手塚眞
8.血吸い女房夢枕獏
 100周年だからこそに違いない、文庫化なぞされるまい! と思って購入したのですが、その後見事文庫化されました。
 感想は文庫版『血-吸血鬼にまつわる八つの物語-』の方に。

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