吸血鬼の手帖

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† BLOOD LINES 1

作者:東條仁
発売:集英社 ヤングジャンプコミックス
初版:2006年08月23日
価格:505
頁数:210
 人間を遙かに上回る力をもつ特殊種族「血族」。
 彼らは能力の系統ごとに、12種の干支に分類される。
 歴史の裏側で彼ら血族は、それぞれが覇権を握るべくいまも果てない戦いを繰り広げていた…。
 誰も見たことのない、衝撃のバトルアクションが始まる!
 吸血鬼かどうかと問われると微妙です。注意。

 吸血鬼ですか?
 と質問されたら
 限りなく黒に近い灰色です。
 としか答えられないこの微妙さ。

 でも、裏表紙に載っているあらすじ説明煽り文だけ読んでも、わかる人にはわかりますよね、ここで紹介した理由。
 『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』きたー!?と。
 この漫画には吸血鬼という単語は一度も出てきませんし、所謂「吸血シーン」もありません。
 でも、倒した相手の血を飲むという事は明言されています。飲んでいるシーンも出てきます。(コップでですが。)
 で、それを「同族喰らい」と表現しています。しかも「同族喰らい」をすると、相手の力を手に入れる事が出来、倒して血を飲めば飲むほど、どんどん強くなっていくという設定らしいです。
 V:tMの方は13氏族ですが、まぁ設定似すぎですよってことで。

 その設定を除けば、普通の人外アクション漫画です。
 陽光が駄目とか、噛まれて増殖とかそういう設定も(多分)一切無し。
 吸血鬼好きの人より、V:tMを含めWoD好きの人にネタとしてお薦め?

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