吸血鬼の手帖

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† 真夜中のお茶会

作者:斎王ことり
イラスト:風都ノリ
発売:講談社 講談社X文庫ホワイトハート
初版:2007年05月02日
価格:650
頁数:316
 フランス、ジェボーダン地方。
 領主ド・ラ・コット伯爵の息子カトルは、愛する両親とともに何不自由なく日々を送っていた。
 その平穏な暮らしは、前触れもなく居城に乗り込んできた軍隊によって、突然終わりを告げる。
 城を逃れ、追われる身となったカトルの前に現れた怪しい一人の少年――不遜な物言いをする彼に反発していたカトルも次第に心を許しはじめるが……。
 ううっ、読んでいて辛い……。
 狙ったあざといキャラ設定って、ツボにヒットしなかった時が辛いよねぇ……。
 キャラが好みじゃない。
 その上萌えを感じないのが痛い。辛うじてパスカルがちょっと掠ったくらい。
 好みと萌えは一緒じゃないのかと言われそうですが、好みでないキャラでも萌えるポイントだけはあったりするんですよ通常。「うわー、このキャラ全然好きじゃないのに仕種だけ萌え!」とかそういう低次元さなんですが、それすら無いとどこをどうしたらいいのか。
 ああ、ストーリー楽しめばいいのか。

 ……どうしよう……そっちもいまいち好みじゃないよ……。
 別に面白くないって程ではないんだけど……。

 ストーリー展開はかなりゆっくり目。
 のんびりしたテンポが嫌いでなければ&登場キャラがうまく好みにハマれば楽しめるのかも。

 私はどこがと説明できないけどとにかく読んでてストレス溜まりました。

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