吸血鬼の手帖

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† モントリヒト-月の翼-3

原作:和智正喜
作者:橘由宇
発売:ジャイブ CR COMICS
初版:2008年12月14日
価格:562
頁数:193
 人造人間にして吸血鬼となったF11.
 だが、彼女は自らの運命を受け入れられず、「吸血」を拒む。そんなF11にかぐやたちは――。
 そしてついに新たな刺客、F03とF04の女海賊コンビがつきの一族の前に!
 200年にわたって続く月の一族と人造人間の抗争は未だ終わらない――。
 相変わらず個々のキャラによるアクションがメインで、キャラ同士の繋がりやら背後の組織やらがあまり描かれないせいか、読んでいて気持ち良くない。
 ちょこちょこ小出しにはされているんですけどね。小出し過ぎてイラつくよ! 3巻まで来てるんだし、もうちょっと想像のための材料をくださいよ。
 キャラ萌えすれば楽しめるけど、ストーリーを期待すると微妙って状態です。

 今出ている以上の設定なんて無いってオチもありそうですけど。

 ちょっと「おっ?」と思った吸血に対する苦悩も一瞬で解決しちゃうし、そもそも人造人間メインで吸血鬼は(主人公以外)ほとんど活躍しないし、4巻以降もこのままだったらちょっと辛い……。

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