吸血鬼の手帖

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† ヴァンパイア・レスタト(上)

原題:The Vampire Lestat
作者:アン・ライス(Anne Rice)
訳者:柿沼瑛子
発売:扶桑社 扶桑社ミステリー
初版:1994年11月30日
価格:660
頁数:505
 金髪美形の吸血鬼レスタト。55年ぶりに現代に甦ったこの闇の申し子は、莫大な財力と常人をはるかに超えるヴァンパイアの能力により、たちまちロック界のスーパースターになった。彼はさらに種族の掟を破って自伝を書こうと決意する。それは1780年に二十代の若者として生きていたとき、パリで老ヴァンパイアにより闇の世界の住人にされて以来の、血と官能に彩られた歴史だった。人間たちに秘密を明かせば、決してただではすむまいが、それはむしろ望むところ……。巨匠アン・ライスが華麗に描く吸血鬼小説の傑作!
 《ヴァンパイア・クロニクルズ》シリーズ第2弾。
 現代の喧騒、そして聞こえてくるロックミュージック。それがレスタトを眠りから呼び戻し、彼はロックミュージシャンになることを決める。彼にはそれだけの財産、そして才能があった。そんな彼がふと目に止めたのは『Interview with the Vampire』という一冊の本……。
 そう、前作『夜明けのヴァンパイア』です。レスタトに言わせれば『夜明けのヴァンパイア』はルイの悪意が入っていて、本来の自分はこんなものではない。だから自分で自伝を書いてやるのさ。というところ。それがヴァンパイアの掟破りであろうともそんなことは自分には関係無し。むしろ文句があるなら掛かって来い状態です。
 領主の息子としての生活、狼殺し(ウルフキラー)の異名、母親との間に交わされる愛情、友とのパリへの逃避行、ヴァンパイアとの出会い……いかにしてレスタトが吸血鬼になり、そしてその力を振るっていくのかがレスタトの視点で描かれています。ルイ視点のレスタトとの落差に驚くかもしれません。
 そしてヴァンパイア劇場の開幕。前作でルイとクロウディアがアルマンと出会ったパリの<ヴァンパイア劇場>、その意外な起源が明らかに。

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