吸血鬼の手帖

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† インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

原題:Interview with the Vampire
原作:アン・ライス
監督:ニール・ジョーダン
製作:グリフィン・ピクチャーズ
国:アメリカ
日本公開:1994年12月
製作国公開:1994年11月11日
時間:2:06
トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーター。そして、アントニオ・バンデラス共演、耽美的な吸血鬼伝説。

 現代のサンフランシスコ。街を見下ろすビルの一室で、インタビュアーを前に美しい青年ルイが自らの半生を語り始めた。18世紀末、最愛の妻を亡くし、絶望の淵に沈む彼の前に現れた悪魔的美貌の吸血鬼レスタト。彼によって永遠の命を与えられたルイは、レスタトと共に世紀末の夜をさまよう。人間の命を奪うことをなんとも思わないレスタトに対し、人間の心を捨て切れずに苦悩するルイ。だがある夜、母の亡骸にすがりつく少女クローディアと出会ったルイは、衝動的にその命を奪ってしまう。彼女をヴァンパイアの一族に招き入れるべく新しい命を吹き込むレスタト。しかし、それは思わぬ悲劇の始まりだった!
 アン・ライスのベストセラーを「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダンが映画化。永遠の命を生きるヴァンパイアの苦悩と孤独が、妖しく華麗な映像によって幻想的に綴られる。
出演
レスタトトム・クルーズ
ルイブラッド・ピット
クローディア(クロウディア)キルスティン・ダンスト
アーマンド(アルマン)アントニオ・バンデラス
サンティアゴスティーヴン・レイ
ダニエルクリスチャン・スレイター
 《ヴァンパイア・クロニクルズ》シリーズ第1弾『夜明けのヴァンパイア』の映画版です。
 トム・クルーズとブラッド・ピットの共演という、夢のような豪華キャスト。
 当初、配役が気に入らなかったという原作者のアン・ライスですが、10kg以上減量し髪を金髪に染めたトム・クルーズのはまりっぷりに、評価一転大絶賛だったとか。
 でも、どうせキャストにケチつけるなら、バンデラスのアルマンの方が違和感あると思うんですが、こっちには文句言わなかったんでしょうか。アルマンて原作では美少年・美青年って感じですよね? バンデラスだとちょっと年齢がいきすぎでは。
 全編通して耽美な空気が漂っています。こういった雰囲気が好きな人にはたまらない作品ではないでしょうか。
 何度見てもクロウディアの転化シーンはいい……。

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