吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† まんがグリム童話 エリザベート・バートリー 女たちの悪夢

この作品には年齢制限を必要とする要素が含まれている可能性があります。
原作:村崎百郎
作者:森園みるく
発売:ぶんか社 文庫まんがグリム童話
初版:2005年10月20日
価格:571
頁数:280
 大人のための官能メルヘン
 美への妄執! 近親相姦!
 実の娘たちをSEX調教『恐怖の館殺人事件』
 11歳・少女殺人鬼の性虐待地獄『メアリー・ベル』
 四肢切断!! 究極のSM愛『だるま女』
収録
1.メアリー・ベル
2.だるま女
3.カトリーヌ・ド・メディチ
4.エリザベート・バートリー
5.ウィリアム・テルごっこで殺された女
6.恐怖の館殺人事件
 吸血鬼モノではありません。
 ついでにエログロ風味です。嫌いな人は要注意。


 これまた恐ろしくカテゴリー分けに悩む本だな……。一応エログロ残酷描写のうちに入ると思うので成人向に突っ込んでおきます。

 《まんがグリム童話 ドラキュラ》の姉妹編みたいな感じで同時発売されていた本で、こちらはかのエリザベート・バートリーを元ネタにした漫画が1編収録されています。
 基本的に悩みや屈折を持った女性の下に夢の使者が現れて、それぞれに相応しい夢を届ける……という段取りで語られます。『だるま女』のみ実在の人物ではなく都市伝説。
 夢の中で女性達は実在の人物と重ね合わせられて自分を見つめ直すというような感じですね。一部全然見つめ直さない人もいますが。
 美と若さへの妄執を抱いた女性の下に運ばれるのがエリザベート・バートリーの夢なわけです。

 『恐怖の館殺人事件』だけは夢ネタではなく普通の短編です。が、これが一番タチ悪そう。

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