吸血鬼の手帖

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† チノミ3

作者:吉永龍太
発売:講談社 アフタヌーンKC
初版:2008年08月22日
価格:533
頁数:195
 日曜日に「血料理」を食べる「血飲み」の一人ユーイチは、殺人事件に巻き込まれ、家族の命まで狙われる。
 ちっぽけな勇気を振り絞って立ち向かう彼に、犯人との最後の戦いが待つ!
 若き吸血鬼が過ごしたひと夏の恐怖と自立の物語、堂々完結!!
 あっさり完結しちゃったよ。
 チノミがいつからあんな暮らしをするようになったのかetc.知りたかったのに。
 しかしこれ以外の終わり方って想像つかない。下手に続けたら全然違うテーマになりそうだし。
 3巻の話のスピードからすると単に打ち切りなのかもしれないけどね。
 シリーズ通して絵柄が個性的過ぎて読むのが大変だったけど、3巻の展開は好きでした。

 吸血鬼が人間のために存在する(意訳)っていう解釈は捻くれているけどいいなぁ。
 クロセビロに人もいい味出してたし。なるほどチノミとクロセビロの関係ってそういうんだったんだ、とほとんどラストのところまで引っ張りやがってー!

 人として生きたい、か……。

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