吸血鬼の手帖

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† ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド6

作者:環望
発売:メディアファクトリー MFコミックス
初版:2008年12月31日
価格:552
頁数:197
 ヴァンパイアバンドの女王ミナ・ツェペシュ
 そして彼女を慕い仕える狼男アキラ
 バンド成立のその後も二人の戦いは尽きることなく続く
 ミナを手にせんと同胞であるヴァンパイアがしかけた死のゲームをクリアしたアキラとミナ。
 二人を裏切り敵についた浜誠児 その真相とは――!?
 そして敵の新たなる仕掛けがミナを襲う!
 前半は戦いが一段落して少々息抜きといったところ。
 由紀の同人ネタでの姫様の「貴様BLをエロと一緒にするでない! 芸術じゃ!!」には吹きました。たまにすごいノリになるねこの作品。

 とはいっても後半からはいつものシリアスに戻って、新キャラが登場したり、姫様昏睡だったり、夢の中が幸せすぎたり。
 あの夢の中みたいなところに話が落ち着けばハッピーエンドなのだろうけど、そういうオチがつくことって今の流れじゃ有り得ないし、果たしてどんな風に終わるのかなぁと楽しみであり怖くもありです。
 登場人物にとっての幸せな結末が来るといいねって読みながら思ってても、いざ無理矢理ハッピーエンドにされたら「ご都合主義なんてくそくらえだ!」とか叫ぶ自分が目に見えているわけで。
 読者って我侭よね!
 無論、納得できる展開の上でハッピーエンドなら大歓迎ですよ。

 あ~、新キャラ敵なのかな味方なのかな。気になる。

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