吸血鬼の手帖

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† ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド7

作者:環望
発売:メディアファクトリー MFコミックス
初版:2009年07月31日
価格:552
頁数:198
 対ヴァンパイア用ナノマシン=パイドパイパーに侵されたミナ・ツェペシュはアキラとの信頼によりどうにか危機を回避した。
 パイドパイパーを持ち込んだ犯人探しが始まるが、容疑者となったのはミナの親友・由紀。
 緊迫するヴァンパイアバンド。
 さらに謎の暗殺者が侵入する!
 アンジーの尻がエロすぎるの一言に尽きる!
 霧化から元に戻った全裸ヴェラさんよりもアンジーの尻の方がエロい……。

 で感想が終わるとただの馬鹿っぽいので……。

 1巻くらいの時は、日本にヴァンパイアの王国を作る! という荒唐無稽だけど格好良いアクション漫画になるのかなと思ってましたが、巻が進むにつれてダークさ増してきた感じで。
 格好良い部分よりも「容赦無い」部分が持ち味だと思います。
 物語のためなら、どんな重要キャラでもさようなら。
 パイド・パイパーが出てきたことで、誰がそうなるかわからないドキドキ巻が追加されましたねぇ。
 無論、死ぬキャラが増えること=面白い、ではないんですが、万能キャラが現れて、いきなり「デウス・エクス・マキナ」にはならなさそうとでもいいますか。
 打ち切りにでもならない限り、ちゃんとしたエンディングになりそうという期待感。

 にしても、最後の決着を「尻尾とり」でつけるのはちょっとウルッときたよ。
 綺麗な思い出と、過酷な現在をシンクロさせるなんてー!

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