吸血鬼の手帖

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† BLACK BLOOD BROTHERS S5

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2008年02月25日
価格:560
頁数:284
「……おかしい」
「なにがぁ? ミミちゃん」
「おかしいわ……こんなにのんびりまったり穏やかな毎日を送れるだなんて!」
「あ、ケチャップバーガーだっ食べていい?」
「だめよぜぇったいあり得ないわ! ケチャップバーガーむしゃむしゃ平和な日常なんて私の人生にあり得ない! はっ! これって何かおっきな災難の前触れ? 嵐の前の静けさなのね!?」
「ミミコさん……言霊って知ってます?」
 特区でもぐりの調停屋を開業した葛城ミミコ。扶養吸血鬼兄弟を抱えつつ心機一転奮起するが、不運の神に骨の髄まで愛されちゃってるミミコの下に舞い込むのは災難ばかり!? 望月兄弟の活躍も見逃せない、帰ってきた日常(!?)編!!
収録
1.ミミコ、再始動!
2.コタロウ、留守を預かる
3.ジロー、二番勝負
4.真夜中の決闘
5.BLACK BLOOD CHRONICLE 月と太陽のモンタージュ
 時系列的には『BBB6』の前+CHRONICLEだけ過去話。

 真夜中の決闘がツボにはまりました。うは、女二人最強。
 で、ニヤニヤ笑うだけ笑って次に進んだら、CHRONICLEがなんとも切ないというか……脳裏を
 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
 のフレーズが駆け抜けました。何だっけコレ? と思ったら方丈記か……。
 ここに来てはづみ登場とかしてやられた気分です。彼女以外の部分も、第3部本編の状況を考えると切ない。
 絶対の「悪」がいないという点が、BBBの持ち味ですよね。と改めて感じました。

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