吸血鬼の手帖

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† BLACK BLOOD BROTHERS S2

作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2006年06月25日
価格:580
頁数:316
「コタロウ君、自分たちの仕事ぶりについてどう思う?」
「兄者が悪者を退治して大活躍だよね!」
「……そうね。それで、倉庫ふたつと、隣接するビルの一部を壊したわよね」
「正義にギセイは必要なんだよ!」
「……実はあたし『カンパニー』の始末書連続提出記録を更新中なの。コレも護衛のアナタたちのおかげよねぇぇぇ」
「えへへ、それほどでもないよ!」
「くぅぅ、皮肉も通じないのか、こんのお気楽極楽吸血鬼兄弟っ!!」
 これは人間と吸血鬼間に起きたトラブルを処理する若き調停員・葛城ミミコとその護衛たる吸血鬼の兄弟、望月ジローとコタロウの活躍を描いた物語……のハズです……。新感覚吸血鬼ストーリー、労働とハードボイルドの短編集第2弾!!
収録
1.ランナウェイ!
2.聖夜と金貨とミミコのワイン
3.ネズミたちの夜
4.外よりきたる牙
5.特区の少年王
6.TONIGHT SALARY
7.BLACK BLOOD CHRONICLE 古城の一夜
 今回もコメディ! と思いきやシリアスな話もあってちょっと驚いた。てっきりS1と同じノリかと勝手に思ってました。
 そして今回もちょこちょこ仕込まれたネタがいい。
 元ネタを知らない読者からつまらないと思われる可能性があるのを承知の上でネタを仕込んでくる作家は大好きです。無論、匙加減次第なんですけどね。『BBB』の匙加減はネタを知っていても知らなくても読めるちょうど良い塩梅だと思います。

 基本的に本編の間に起きている出来事みたいですが、本編では既に袂を分かっている者が仲良く一緒に出てくる過去話(BLACK BLOOD CHRONICLE)もあったりして、楽しいやら勿体なく感じるやら。
 カーサ、いい味出してるなぁ。
 いっそのことジローはカーサとくっつけばいいんだよ。と無茶を言ってみる。

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