吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 夜明けのヴァンパイア[漫画版]

原題:Interview with the Vampire
原作:アン・ライス
作者:篠原烏童
発売:徳間書店 アニメージュコミックススペシャル
初版:1995年01月15日
価格:845
頁数:188
 僕がヴァンパイアになったのはいま空184年前のことだ──
 インタビュアーの質問に彼(ルイ)は静かに語り始めた
 互いを必要としながら互いを信頼できない……
 そんな彼ら(ヴァンパイア)の人生ははかなくも鮮やかな異端の物語だった
+++館主の独白+++

† 吸血鬼の事典

原題:The Vampire Encyclopedia
作者:マシュー・バンソン(Matthew Bunson)
訳者:松田和也
発売:青土社
初版:1994年12月30日
原語版初版:1993
価格:3,107
頁数:461
 吸血鬼はどこにでもいる!
 世界各地の民間伝承から、映画、演劇、文学、漫画にいたるまで、吸血鬼に関するあらゆる情報を網羅した、吸血鬼研究の決定版。
+++館主の独白+++

† インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

原題:Interview with the Vampire
原作:アン・ライス
監督:ニール・ジョーダン
製作:グリフィン・ピクチャーズ
国:アメリカ
日本公開:1994年12月
製作国公開:1994年11月11日
時間:2:06
トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーター。そして、アントニオ・バンデラス共演、耽美的な吸血鬼伝説。

 現代のサンフランシスコ。街を見下ろすビルの一室で、インタビュアーを前に美しい青年ルイが自らの半生を語り始めた。18世紀末、最愛の妻を亡くし、絶望の淵に沈む彼の前に現れた悪魔的美貌の吸血鬼レスタト。彼によって永遠の命を与えられたルイは、レスタトと共に世紀末の夜をさまよう。人間の命を奪うことをなんとも思わないレスタトに対し、人間の心を捨て切れずに苦悩するルイ。だがある夜、母の亡骸にすがりつく少女クローディアと出会ったルイは、衝動的にその命を奪ってしまう。彼女をヴァンパイアの一族に招き入れるべく新しい命を吹き込むレスタト。しかし、それは思わぬ悲劇の始まりだった!
 アン・ライスのベストセラーを「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダンが映画化。永遠の命を生きるヴァンパイアの苦悩と孤独が、妖しく華麗な映像によって幻想的に綴られる。
+++館主の独白+++

† 妖魔の宴 ドラキュラ編2

原題:The Ultimate Dracula vol.2
作者:ジャネット・アシモフ、マイク・レズニック、ローレンス・ワット・エヴァンス、他(Janet Asimov, Mike Resnick, Lawrence Watt-Evans)
訳者:嶋田洋一
表紙:打道宗廣
発売:竹書房 竹書房文庫
初版:1992年12月06日
原語版初版:1991
価格:563
頁数:310
 本書は、ドラキュラ伯爵とその眷属の物語である。
 ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』という物語は数多くの作家たちの手によって果てしなく増殖し続け、数多くの末裔たちを生み出してきた。
 ベラ・ルゴシ主演の『魔人ドラキュラ』から60年経った現在まで、クリストファー・リイ主演の作品など無数のドラキュラ映画が製作され、巨匠フランシス・コッポラ監督も新たに大作映画化に朝鮮した。
 本書はそういったストーカーの子供たちの活躍を、SF、ミステリー、ホラーなどの分野の俊英たちが描いたホラー・アンソロジーの決定版である。
+++館主の独白+++

† ドラキュラ

原題:Bram Stoker's Dracula
監督:フランシス・フォード・コッポラ
製作:アメリカン・ゾーエトロープ
国:アメリカ
日本公開:1992年12月
製作国公開:1992年11月13日
配給:コロンビア トライスター映画
時間:2:07
闇の中の愛を見たことがありますか。
+++館主の独白+++

† 妖魔の宴 ドラキュラ編1

原題:The Ultimate Dracula vol.1
作者:ダン・シモンズ、フィリップ・ホセ・ファーマー、アン・ライス、エドワード・D・ホック、他(Dan Simmons, Philip Jose Farmer, Anne O'brien Rice, Edward D. Hoch)
訳者:嶋田洋一
表紙:打道宗廣
発売:竹書房 竹書房文庫
初版:1992年09月06日
原語版初版:1991
価格:563
頁数:322
 魔界の貴公子、ドラキュラ伯爵の館へようこそ!
 ベラ・ルゴシ主演の記念すべきドラキュラ映画『魔人ドラキュラ』が発表されてはや60年。巨匠フランシス・コッポラはブラム・ストーカーのドラキュラを新たに映像化(93年正月映画)し、魔人復活ムーブメントは必至。
 本書はホラー、ミステリー、SFなどの分野で活躍中のベテラン作家が吸血鬼ドラキュラをテーマに競作し、監修の菊地秀行による書き下ろしエッセイも加えた、ホラー・アンソロジーの決定版である。
+++館主の独白+++

† ドラッケンフェルズ

原題:Drachenfels
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:安田均/笠井道子
イラスト:山田章博
発売:角川書店 角川文庫
初版:1992年08月25日
原語版初版:1989
価格:940
頁数:519
 吸血鬼ジュヌビエーブ嬢は6世紀以上にも渡る長い生に退屈していた。選帝侯の皇子オスバルト達の、大魔法使いドラッケンフェルズ退治の旅に加わったのも、冒険を欲していたからだ。血みどろの惨劇の末、彼らは遂にドラッケンフェルズの息の根を止めた。帝国の危機は免れたのだった!
 それから25年。オスバルトの下にかつての仲間が再会。ドラッケンフェルズ砦の劇場であの冒険の旅が再現されるという。
 幕は上がった。ところが本当に役者達が次々と何者かに殺されてゆく…。それは見えない大きく邪悪な力と、ジュヌビエーブ達の真の闘いの幕開けを意味していた!
 超弩級ドラキュラ・ワールド大展開!
+++館主の独白+++

† ミッドナイト・ロンリー・モンスター

作者:山田睦月
発売:新書館 ウィングス・コミックス
初版:1992年05月25日
価格:476
頁数:206
 街はずれのさびれた屋敷に、たった一人で住むグレイ。夜になると目覚め、朝日の中で眠りにつく彼は、寂しい吸血鬼だった。
 人間の世界では生きられず、かといって人間を憎むこともできない傷ついた彼の前に、一人の少女が飛び込んできて……。
 夜の中にたたずむやさしい吸血鬼の物語など七篇を収録した、山田睦月の初の単行本!!
+++館主の独白+++

† フィーヴァードリーム(下)

原題:Fevre Dream
作者:ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)
訳者:増田まもる
発売:東京創元社 創元推理文庫
初版:1990年11月09日
価格:560
頁数:316
 ジョシュアの目的はただひとつ。吸血鬼一族を呪われた血の渇きから解放し、人間と共存すること。蒸気船を造らせたのも、ミシシッピ川沿岸に散った同胞を集めるためだ。だがいまひとりの血の支配者、邪悪の化身にして一族の王たらんとするダモン・ジュリアンが、配下とともに迫りつつあった。果たしていずれが救世主か。吸血鬼同士、吸血鬼と人間の壮絶な戦いと友情を描く大作!
+++館主の独白+++

† フィーヴァードリーム(上)

原題:Fevre Dream
作者:ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)
訳者:増田まもる
発売:東京創元社 創元推理文庫
初版:1990年11月09日
価格:560
頁数:310
 ジョシュア・ヨーク? 船長のアブナーは舵を握りしめた。事故で持ち船を失った自分に莫大な資金を出し、この壮麗な蒸気船フィーヴァードリーム号を建造させた男。ミシシッピ川での船旅がしたいと言う。そのくせ昼間は船室に閉じこもったきり、姿を見せるのは夜だけ。だいいち、あの眼は……アブナーはまだ知らない、ジョシュアが、仲間の吸血鬼を率いた血の支配者(ブラッドマスター)であることを!
+++館主の独白+++

† ドラキュラ伯爵 ルーマニアにおける正しい史伝

原題:VLAD TEPES - Prince of Walachia
作者:ニコラエ・ストイチェスク
訳者:鈴木四郎 鈴木学
発売:中央公論社 中公文庫(&中公文庫BIBLIO)
初版:1988年09月10日
価格:456
頁数:323
注:画像&リンク先は中公文庫BIBLIO版 『ドラキュラ伯爵のこと』(1980年07月20日恒文社)の改題
 ブラム・ストーカーの名高い伝奇小説『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとして世界的に知られる、ルーマニアのワラキア公ヴラッド・ツェペシュ伯爵とは何者なのか――。祖国の統一と独立に献身したワラキア公の業績を歴史的に究明し、フィクションの「ドラキュラ」との差違にも言及する、出色の評伝。
+++館主の独白+++