吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† アイ・アム・レジェンド

原題:I am Legend
作者:リチャード・マシスン(Richard Matheson)
訳者:尾之上浩司
発売:早川書房 ハヤカワ文庫NV
初版:2007年11月15日
原語版初版:1954
価格:629
頁数:286
 夜が来る。ネヴィルは一人、キッチンで夕食の用意をする。冷凍肉をグリルに入れ、豆を煮る。料理を皿に盛っているとき、いつものように奴らの声が聞こえてきた。
「出てこい、ネヴィル!」
 ……突如蔓延した疫病で人類が絶滅し、地球はその様相を一変した。ただ一人生き残ったネヴィルは、自宅に籠城し、絶望的な戦いの日々を送っていた。そんなある日……
 戦慄の世界を描く名作ホラー、最新訳で登場!(『地球最後の男』改題)
+++館主の独白+++

† ベルベットビースト

原題:Beasts in Velvet
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:待兼音二郎/矢野真弓/小暮里緒
表紙:クリステル・スヴェーン
発売:ホビージャパン HJ文庫G
初版:2007年10月01日
価格:850
頁数:430
 アルトドルフの市街はにわかに騒がれている連続殺人鬼“獣(ビースト)”の話題で持ちきりだった。しかも、ビーストの正体は貴族だというのだ。
 民衆の不安と不満は、扇動家エフィモヴィッチによって暴動にまで発展していく。
 熱血漢の警備兵エルゼッサー、残留思念を念視する心霊鑑定者ロザンナ、正義の人、フォン・メクレンベルク男爵、出世より信念に生きる男、ダーティ・ハラルドは混乱の帝都で“獣”事件の捜査に乗り出す。
 混迷する捜査の果てに彼らが見た真犯人とは…?
+++館主の独白+++

† 吸血鬼ジュヌヴィエーヴ

原題:The Vampire Genevieve
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:藤沢涼/小林尚海/朝月千晶
表紙:クリステル・スヴェーン
発売:ホビージャパン HJ文庫G
初版:2007年10月01日
原語版初版:
価格:850
頁数:395
 ドラッケンフェルズ城での惨劇を生き延びたジュヌヴィエーヴとデトレフは、互いに特別な絆を感じていた。人間と吸血鬼という奇妙な組合せではあっても、幸せな生活を楽しんでいたのだ。
 とはいえ、ジュヌヴィエーヴはドラッケンフェルズ城の事件の後、しだいに人間の闇の部分へと惹きつけられていくデトレフに不安を感じてもいた。
 デトレフの新作劇は初演から大喝采を浴びることとなったが、昏く深き闇からの使者が、ひそやかに、だがすぐそこにまで迫っていた…。
+++館主の独白+++

† ドラッケンフェルズ

原題:Drachenfels
作者:ジャック・ヨーヴィル(Jack Yeovil)
訳者:待兼音二郎/崎浜かおる/渡部夢霧
表紙:クリステル・スヴェーン
発売:ホビージャパン HJ文庫G
初版:2007年10月01日
原語版初版:1989
価格:850
頁数:348
 オストランド選帝侯の子息、オスヴァルト公太子ら一行によって邪悪な大魔法使い、コンスタント・ドラッケンフェルズは滅ぼされた。
 それから25年の後、オスヴァルト公自らの要望によって、かつての冒険行が演劇として上演されることとなる。その会場は、他でもないドラッケンフェルズ城であった。
 25年の歳月を経て再会した仲間を加えて、一向は険しい山並みに聳えるドラッケンフェルズ城へと戻ってきた。
 だが、それは新たな惨劇の始まりにすぎなかった…。
+++館主の独白+++

† 死せる魔女がゆく(下)

原題:Dead Witch Walking
作者:キム・ハリスントン(Kim Harrison)
訳者:月岡小穂
表紙:エナミカツミ
発売:ハヤカワ書房 ハヤカワ文庫FT
初版:2007年09月25日
原語版初版:2004
価格:760
頁数:361
 あたくしの名前はアイヴィ・タムウッド。<生ける吸血鬼>にして<異界保安局>のもと敏腕捜査官。
 赤毛の女魔法使いレイチェルといっしょに局をやめ、二人で私立探偵をはじめることにしたのだけれど、まったくレイチェルったら!
 もと上司のデノンに、首に賞金をかけられるわ、その賞金めあての殺し屋につけ狙われるわ、あげくに大富豪トレントの犯罪を暴くため屋敷に忍びこんで捕まるなんて、ほんとうに手がかかる相棒だわ!
+++館主の独白+++

† 死せる魔女がゆく(上)

原題:Dead Witch Walking
作者:キム・ハリスントン(Kim Harrison)
訳者:月岡小穂
表紙:エナミカツミ
発売:ハヤカワ書房 ハヤカワ文庫FT
初版:2007年09月25日
原語版初版:2004
価格:760
頁数:367
 あたしの名前はレイチェル・モーガン。優秀な魔法使いで<異界保安局>の敏腕捜査官だ。
 本来なら邪悪な魔法を操る黒魔法使いの逮捕や、人狼や吸血鬼がらみの難事件があたしの仕事。なのに、このところ上司のデノンはネチネチと嫌味ばっかりで、ロクでもない仕事しかまわしてこない。
 あたまにきたあたしは、同じ捜査官仲間で美人の<生ける吸血鬼>アイヴィといっしょに局をやめ、私立探偵をはじめることにしたのだが……。
+++館主の独白+++

† エデンの黒い牙

原題:Darker than you think
作者:ジャック・ウィリアムスン(Jack Williamson)
訳者:野村芳夫
表紙:フジワラヨウコウ
発売:東京創元社 創元推理文庫
初版:2007年05月31日
原語版初版:1948
価格:1,060
頁数:430
 人狼伝説の権威モンドリック博士はゴビ砂漠で何を発見したか?
 だが帰国会見の席上、新聞記者のウィルの目の前で、彼は怪死を遂げる。居合わせた赤毛の美女エープリルの不審な行動。疑惑を抱きながらも彼女に心惹かれてゆくウィル。
 やがて彼は、救い主“夜の子”の降臨を待ち望む人狼族の存在を知る……。
 カルト教団の聖典にもなった幻想文学史上最も危険な傑作!
+++館主の独白+++

† 亡者のサーカス-アニタ・ブレイク・シリーズ2

原題:Circus of the Damned
作者:ローレル・K・ハミルトン(Laurell K. Hamilton)
訳者:小田麻紀
表紙:Wolfina
発売:ソニー・マガジンズ ヴィレッジブックス
初版:2007年01月20日
原語版初版:1995
価格:940
頁数:519
 妖美なマスター・ヴァンパイア、ジャン=クロードに心を囚われたままのアニタ。ヴァンパイアを狩る側なのに、その絆はおいそれとアニタを放してくれない。
 そんななか、きわめて強力な力を持つヴァンパイアが首謀者と見られる集団殺人が立て続けに発生した。
 警察と操作にあたるアニタは、犯人捜しのヒントを得るため、ジャン=クロードの店を訪れる。そこで出くわしたのは、意外な事件と、もうひとりの運命の人リチャードだった! ――ジャン=クロードとの絆は断ち切れるのか? リチャードとの恋は成就するのか?
 ロングセラー・シリーズ、待望の第2弾!
+++館主の独白+++

† トワイライト6 嘆きの堕天使

原題:New Moon
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2006年12月20日
原語版初版:2006
価格:1,000
頁数:287
 あなたが吸血鬼でも、やっぱりあきらめられない!
 人狼族とヴァンパイアの対立のさなか、ベラは覚悟を決める……。
「もう、離さない。きみの苦しみはぼくのものだ」
+++館主の独白+++

† トワイライト5 狼の月

原題:New Moon
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2006年12月10日
原語版初版:2006
価格:1,000
頁数:275
 エドワードは去り、インディアンのジェイコブがあたしの支え。
 そのころ、森に化け物が出るといううわさが……。
「この秘密を知ったら、きっと軽蔑するだろ?」
+++館主の独白+++

† トワイライト4 牙は甘くささやく

原題:New Moon
作者:ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)
訳者:小原亜美
イラスト:ゴツボ×リュウジ
発売:ソニー・マガジンズ
初版:2006年11月30日
原語版初版:2006
価格:1,000
頁数:299
 気持ちをたしかめあったエドワードとベラ。
 しかし吸血鬼と人間のままのふたり……。
 エドワードはついに決意する――
「あたしが欲しいの? それとも、あたしの血?」
+++館主の独白+++