吸血鬼の手帖

吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
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† 帝都探偵物語3 真紅の挑戦[文庫版]

作者:赤城毅
イラスト:鈴木雅久
発売:光文社 光文社文庫
初版:2003年08月20日
価格:571
頁数:346
 “帝国陸軍でもっとも危険な男”と称された氷室中尉。20年前に欧州で消息を絶った彼が、帝都・東京に現れた。しかもかつての若さのままに……。真相解明の密命を受けた木暮十三郎の前に出現した、“伯爵”の正体とは? 十三郎の秘書・礼乃が伯爵の魔の手に落ち、十三郎は決死の救出に向かう――。
 切なくも美しい結末が胸を打つ、大好評シリーズ第3弾!
+++館主の独白+++

† 吸血鬼の壜詰

作者:物集高音
イラスト:佐藤三千彦
発売:講談社 講談社ノベルス
初版:2003年94月05日
価格:760
頁数:170
 巷の小学生を恐怖に陥れた口裂け女が待っていた意外な人物!? マスクに秘められたあまりにも切ない過去! 掌中の小壜から吸血鬼の正体、そして意外な来歴まで明らかに。花咲爺あ撒いたのは本当に灰だったのか? 手無し娘の両手の再生に関わる秘密とは!? 宵闇の密室で明かされる、都市伝説・昔話に隠された真実。
+++館主の独白+++

† 屍鬼5

作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:629
頁数:478
 村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく――。
 白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。
 高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か……。
 血と炎に染められた、壮絶なる完結編。
+++館主の独白+++

† 屍鬼4

作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:743
頁数:574
 前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。
 暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭……。
 はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時、村人の絆が崩れ始める。生き残った者たちが選んだ策は――。
 思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。
+++館主の独白+++

† 屍鬼3

作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:667
頁数:503
 逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。
 窓の外に佇む気配、往来の途絶えた村道で新たに営業し始めた葬儀社、そして、人気のない廃屋から漏れる仄暗い灯り……。
 その謎に気付いた者たちの背後に伸びる白い手。明らかになる「屍鬼」の正体。
 樅の木に囲まれた墓場で月光が照らし出した、顔を背けんばかりの新事実とは――。
 もう止まらない、驚愕の第三巻。
+++館主の独白+++

† 屍鬼2

作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年02月01日
価格:667
頁数:503
「尋常でない何かが起こっている」。
 死者の数は留まるところを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に響き渡る読経、毎日のように墓場に消えていく真白き棺。
 さらにそのざわめきの陰で、忽然と姿を消している村人たちがいた――。
 廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線……。
 目が離せない展開、戦慄の第二幕。
+++館主の独白+++

† 屍鬼1

作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年02月01日
価格:743
頁数:583
 人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。
 猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躙したかのように散乱していた――。
 闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。
 殺人か、未知の疫病か、それとも……。
 超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。
+++館主の独白+++

† 星の国のアリス

作者:田中啓文
表紙:藤原ヨウコウ
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:147
 十六歳のアリスが乗った宇宙船<迦魅羅>(かみら)号。地球を出航直後、密航者の死体が発見された。しかも、体内の血液をすべて抜かれて……。乗客・乗務員は合計七人。乗船するはずだったドラキュラ伯爵の子孫の姿が何故か見当たらない。ひょっとして、すでに乗員の一人にとり憑いているのでは? 孤絶した宇宙に伝説の恐怖が甦る、希代の吸血鬼SFにしてミステリー!
+++館主の独白+++

† スウィート・ブラッド

作者:高瀬美恵
表紙:木村タカヒロ
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:137
 「神様はけっして助けてくれない!」二十七歳の平凡な主婦・佐代子は、コンビニで働く憧れの青年によって吸血鬼の仲間にされた。しかも夫は傷を受けて失踪。やがて吸血鬼になるための残酷でおぞましい儀式を受け、ようやく青年との甘い同棲生活を送る。ところが、幸せの絶頂を打ち砕く恐るべき事態が……!
 吸血鬼小説に新たな地平を拓く、愛と恐怖の物語!
+++館主の独白+++

† Vヴィレッジの殺人

作者:柴田よしき
表紙:松昭教
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:156
 山梨県自治群V村。そこは、非公式に政府が公認する吸血鬼村で、密かに侵入しようとする者が後を絶たない。自殺志願者や永遠の命を欲する者など、実にさまざま。V村出身の探偵、メグは、美貌の青年捜しを依頼されそこへ向かった。だが、吸血鬼村にはあり得ない、十字架が突き刺さった他殺体に遭遇する! 不可能だらけの謎に挑む女吸血鬼探偵の名推理とは?
+++館主の独白+++

† 中欧怪奇紀行

作者:田中芳樹&赤城毅
発売:中央公論新社
初版:2000年11月10日
価格:1,400
頁数:211
+++館主の独白+++