吸血鬼の館††幻想館†† 管理人"悠貴"による吸血鬼関連作品感想手帖。
[全掲載作品50音]
[カテゴリ別50音]
[発売日昇順]
[発売日降順]
[掲載日降順]
[ルーマニア旅行記]
作者:林巧
発売:角川書店 角川ホラー文庫
初版:2009年05月25日
価格:552
頁数:195
400年にわたる、オニと人類の争い。今、オニが栄華を極めしとき、現われた一人の少女。サヤ、16歳。セーラー服に身を包み、人の姿に化けたオニを見極めるや、日本刀で一刀両断に処す。
彼女の目的はただひとつ。父親を殺した全てのオニの起源、究極の敵・オニゲンを葬り去ること。ついに動き出したオニゲンを察知し、今、サヤは走り出す。
その戦いの先にいかなる過酷な運命が待ち受けていようとも。
サバイバル・アクションホラー。
作者:周防ツカサ
イラスト:Chiyoko
発売:メディアワークス 電撃文庫
初版:2007年11月25日
価格:650
頁数:283
片倉ハルは“吸血鬼”だった。
普通の高校生、森坂玲子は、そんなハルと「血の交わり」を経験してしまう。
玲子は、想い人であるハルとの奇妙な契約を交わしたことに心の動揺を隠せない。しかし、ハルのほうは玲子と男女の関係を意識するどころか、その態度は、以前と全く変化がなく、飄々としたもの。
地味に落ち込む玲子だったが、そんな二人の間に一つの波紋が発生した。
フランスからの留学生、マリア・ドゥ・ケイゼル。
金髪碧眼である彼女の容姿や纏う雰囲気は、どこか浮き世離れをしていて、どこかハルと似ていた……。
妖しい闇が、今宵も訪れる。
作者:夜木まゆ
イラスト:山下喜光
発売:エンターブレイン B's-LOG文庫
初版:2007年10月26日
価格:600
頁数:219
2XXX年。山間の銃声音によって出動した不死管理警察・東都署捜査一課メンバー。
現場に残されていたのは大量の死体と、アルテミスの『月の涙』という言葉……。
そんな後、レイジは自分とよく似ている(好きなマンガ、女の趣味、行きつけのバーまで!!)男と出会った。すっかり意気投合した似た物同士のふたりは、男の拾った仔犬の飼い主を探しに向かうが、その途中でバスジャック犯に襲われて死のドライブ――!?
風を操り、雨を呼ぶ『月の涙』が生んだ“人vsアルテミス”の非情な結末や、いかに!!!
作者:あざの耕平
イラスト:草河遊也
発売:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
初版:2007年10月25日
価格:660
頁数:379
「……いいんだね?」
そう尋ねる神父に、ミミコは頷いた。
「新生『カンパニー』の代表。あたしでよければ、お引き受けします」
吸血鬼と協力し、人間たちを避難させる少女の姿――崩壊する特区から全世界へ流されたこの映像が、ミミコの運命を変えた。世界中で注目される存在となった彼女は、二つの種族の共存の象徴として『カンパニー』代表になって欲しいという、尾根崎たちの依頼を受ける。
特区を奪還し、コタロウを――そしてジローを迎えに行くために、自分にできることは全てやろうと決意するミミコ。そんな時、突然現れた豪王・フォワードが、彼女にある提案をするのだが……!?
新感覚吸血鬼サーガ、新たなる運命が脈動する第8弾!
作者:夜木まゆ
イラスト:山下喜光
発売:エンターブレイン B's-LOG文庫
初版:2007年09月27日
価格:600
頁数:213
2XXX年。不死管理警察・極東管区東都署捜査一課にひとりの男が現れた。彼の名は鷺宮レイジ。
がさつなしぐさ、乱暴な口調、やたらとでかい声……。なれなれしい新参者に先輩刑事・美嬢ヤシキはイラ立ちまくり、ふたりは絶望的な険悪ムードに。
アルテミス攻撃の初出勤にもかかわらず、信じられない行動に出たレイジに、ヤシキは――!?
黄金コンビ結成の裏側から、アオとヤシキの在りし日のエピソード、そして兄弟の別れ、「ふたりでひとつ」のデス・ガンが生まれる前のもうひとつのAi DeathGUNストーリー!!
作者:流星香
イラスト:おおきぼん太
発売:角川書店 角川ビーンズ文庫
初版:2007年08月01日
価格:476
頁数:250
死んではならない――。領地の人々を守るため、吸血鬼となりはてた、勝気な美少年伯爵・ベルナルド。
正義のために戦ったはずなのに――。自我さえ奪う強大な力を持てあまし、苦悩する小隊長・レオニール。
そんな彼らに、謎の闇医者は、ある禁忌の契約をもちかけた。
街を脅かす怪物に立ち向かうため、二人が下した選択とは!?
少年伯爵と凄腕軍人の主従が放つ、ヴァンパイア・ファンタジー!!
作者:矢野俊策 / F.E.A.R.
イラスト:ぽぽるちゃ / 佐々木あかね
発売:エンターブレイン ファミ通文庫
初版:2006年08月30日
価格:640
頁数:318
蒼き星“ブルースフィア”――。われわれが地球と呼ぶこの世界は“奈落”という闇の浸食にさらされつつある。
神の欠片“シャード”を継承した宮沢茉莉と西園寺恵は、人知れず闇から世界を護る“クエスター”として学園で起こる異変に挑んでゆくことになるが……。彼女たちを導くふたつの“シャード”が輝くとき、神話を超える奇跡が起きる!
『ダブルクロス』の矢野俊策が贈る、新世紀スタンダードTRPG『アルシャードガイア』リプレイ、早くも登場!!
作者:柴田よしき
表紙:松昭教
発売:祥伝社 祥伝社文庫
初版:2006年02月20日
価格:552
頁数:267
女吸血鬼探偵メグが引き受けたのはよくある妻の浮気調査のはずだった。監視を続ける家から人の気配が消えた。不審に思って駆けつけると、家にいるはずの妻はおらず、海外出張へ出たはずの夫の惨殺体が……。
折しもクリスマスローズの花を死体のそばに撒く連続殺人が頻発。メグの発見した事件もとんでもない方向へ!
二転三転、奇想天外の吸血鬼ミステリー。
作者:田中芳樹&赤城毅
発売:講談社 講談社文庫
初版:2003年12月15日
価格:590
頁数:328
吸血鬼はロリコンだ。狼男の二つの系統。フランケンシュタインは頭がいい――。中央ヨーロッパに数多ある恐ろしくも面白い神話、伝説、物語を元ネタに、怪奇大好きの作家二人が夜を日に継ぎ話しこむ。文庫化にあたって新規対談を追加、再編集した決定版! それぞれに工夫を凝らした短篇小説二話も収録。
作者:Gackt
発売:角川書店
初版:2003年10月30日
価格:1,900
頁数:369
映画「MOON CHILD」のもうひとつの物語――。
失われたものへの、哀しみの連鎖。
「MOON」の長い物語には、残酷ゆえに美しい思い出がちりばめられている。
音楽・映画では語られていない、「MOON」の断片がまたひとつ、ここに生まれ落ちた――。
残酷なほど哀しい、だからこそ美しい……。
作者:赤城毅
イラスト:鈴木雅久
発売:光文社 光文社文庫
初版:2003年08月20日
価格:571
頁数:346
“帝国陸軍でもっとも危険な男”と称された氷室中尉。20年前に欧州で消息を絶った彼が、帝都・東京に現れた。しかもかつての若さのままに……。真相解明の密命を受けた木暮十三郎の前に出現した、“伯爵”の正体とは? 十三郎の秘書・礼乃が伯爵の魔の手に落ち、十三郎は決死の救出に向かう――。
切なくも美しい結末が胸を打つ、大好評シリーズ第3弾!
作者:物集高音
イラスト:佐藤三千彦
発売:講談社 講談社ノベルス
初版:2003年94月05日
価格:760
頁数:170
巷の小学生を恐怖に陥れた口裂け女が待っていた意外な人物!? マスクに秘められたあまりにも切ない過去! 掌中の小壜から吸血鬼の正体、そして意外な来歴まで明らかに。花咲爺あ撒いたのは本当に灰だったのか? 手無し娘の両手の再生に関わる秘密とは!? 宵闇の密室で明かされる、都市伝説・昔話に隠された真実。
作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:629
頁数:478
村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく――。
白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。
高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か……。
血と炎に染められた、壮絶なる完結編。
作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:743
頁数:574
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。
暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭……。
はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時、村人の絆が崩れ始める。生き残った者たちが選んだ策は――。
思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。
作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年03月01日
価格:667
頁数:503
逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。
窓の外に佇む気配、往来の途絶えた村道で新たに営業し始めた葬儀社、そして、人気のない廃屋から漏れる仄暗い灯り……。
その謎に気付いた者たちの背後に伸びる白い手。明らかになる「屍鬼」の正体。
樅の木に囲まれた墓場で月光が照らし出した、顔を背けんばかりの新事実とは――。
もう止まらない、驚愕の第三巻。
作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年02月01日
価格:667
頁数:503
「尋常でない何かが起こっている」。
死者の数は留まるところを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に響き渡る読経、毎日のように墓場に消えていく真白き棺。
さらにそのざわめきの陰で、忽然と姿を消している村人たちがいた――。
廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線……。
目が離せない展開、戦慄の第二幕。
作者:小野不由美
発売:新潮社 新潮文庫
初版:2002年02月01日
価格:743
頁数:583
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。
猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躙したかのように散乱していた――。
闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。
殺人か、未知の疫病か、それとも……。
超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。
作者:田中啓文
表紙:藤原ヨウコウ
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:147
十六歳のアリスが乗った宇宙船<迦魅羅>(かみら)号。地球を出航直後、密航者の死体が発見された。しかも、体内の血液をすべて抜かれて……。乗客・乗務員は合計七人。乗船するはずだったドラキュラ伯爵の子孫の姿が何故か見当たらない。ひょっとして、すでに乗員の一人にとり憑いているのでは? 孤絶した宇宙に伝説の恐怖が甦る、希代の吸血鬼SFにしてミステリー!
作者:高瀬美恵
表紙:木村タカヒロ
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:137
「神様はけっして助けてくれない!」二十七歳の平凡な主婦・佐代子は、コンビニで働く憧れの青年によって吸血鬼の仲間にされた。しかも夫は傷を受けて失踪。やがて吸血鬼になるための残酷でおぞましい儀式を受け、ようやく青年との甘い同棲生活を送る。ところが、幸せの絶頂を打ち砕く恐るべき事態が……!
吸血鬼小説に新たな地平を拓く、愛と恐怖の物語!
作者:柴田よしき
表紙:松昭教
発売:祥伝社 400円文庫
初版:2001年11月10日
価格:381
頁数:156
山梨県自治群V村。そこは、非公式に政府が公認する吸血鬼村で、密かに侵入しようとする者が後を絶たない。自殺志願者や永遠の命を欲する者など、実にさまざま。V村出身の探偵、メグは、美貌の青年捜しを依頼されそこへ向かった。だが、吸血鬼村にはあり得ない、十字架が突き刺さった他殺体に遭遇する! 不可能だらけの謎に挑む女吸血鬼探偵の名推理とは?
作者:田中芳樹&赤城毅
発売:中央公論新社
初版:2000年11月10日
価格:1,400
頁数:211
作者:友野詳
イラスト:上野かおり
発売:朝日ソノラマ ソノラマ文庫
初版:2000年08月31日
価格:552
頁数:343
魔の手を逃れ、瀬戸の小島に向かった志野原夕南子。だが、それが、海の底の古来の魔物を目覚めさせ、地の上に呼び寄せることになった。
やつらと戦うのはスレイヤー、だけではない、島育ちの純な騎士が夕南子を守り抜くのだ。
小男ダブに導かれ、白きスレイヤーの手にオリハルコンの長剣が現れたとき、ネクロイドは滅びるのみか。
最後の最後に意外な結末が待ち受ける、待望の第3話!
作者:爲我井徹
イラスト:相楽直哉
発売:角川春樹事務所
初版:2000年07月
価格:1,900
頁数:333
作者:大原まり子、他
発売:早川書房 ハヤカワ文庫JA
初版:2000年06月15日
価格:580
頁数:286
『吸血鬼ドラキュラ』から100年――
世紀末を彩る真紅の法悦
作者:赤城毅
イラスト:鈴木雅久
発売:中央公論新社 C・NOVELSファンタジア
初版:1999年03月
価格:850
頁数:229
作者:篠田真由美
表紙:弥未純
発売:講談社 講談社文庫
初版:1997年10月15日
価格:562
頁数:356
何十万もの人間を生きたまま串刺しにしたとされるワラキア公ヴラド。
その残忍さゆえに小説「吸血鬼ドラキュラ」のモデルとなった男の真実の貌とは。
強大なオスマン・トルコ帝国を相手に孤独な戦いを挑み、過酷な時代を疾風の如く駆け抜けたもうひとりの“織田信長”の実像を人気の女性作家が描く異色長編。
作者:大原まり子、他
発売:早川書房
初版:1997年09月20日
価格:1,600
頁数:257
1897年、倫敦にてブラム・ストーカー作『吸血鬼ドラキュラ』が出版されました。トランシルヴァニアのドラキュラ伯の名を用いて、古典的ゴシック・ホラーにさまざまな新装置を散りばめた『吸血鬼ドラキュラ』は、たちまちベストセラーとなったのです。
そして100年の時を経た20世紀末、アジアの涯の国の作家にまでその設定は想像力を喚起させます。
ここに8人の創造者たちの時間、空間、小説手法の異なった作品が集いました。
作者:赤川次郎
発売:角川書店 角川ホラー文庫
初版:1997年08月10日
価格:560
頁数:293
――人間って、本当に馬鹿だわ。見当外れのことでわざわざ私たちを駆り立てて……。人間が私たちに勝てるわけがないのに――。
夜が降りてきた。暗がりが町を大きな翼で包みこむ。静かで平和にみえる町の背後で起こる動機不明の連続殺人事件。誰が敵で誰が味方か。狂気と憎悪と混乱渦巻く中で、人間の想像を超えた恐るべき何かが動き始めた!! 闇と血が支配する<谷>の秘密とは!? 「魔女たちのたそがれ」に続いて贈る、ニュー・サスペンスの決定版。
作者:赤川次郎
発売:角川書店 角川ホラー文庫
初版:1997年08月10日
価格:560
頁数:305
津田は小さな雑貨の卸売会社に勤める28歳の独身男性。今日は、15人の社員のうち5人が休みで、目のまわるような忙しさだ。奇妙な電話は、そのさなかに掛かってきた。「助けて……殺される」 あの声は、幼なじみの依子。確か山の中の小さな町で小学校の教師をしている筈なのに……。
閉鎖された町で連続して起こる、動機不明の殺人事件。狂気、憎悪、蔑視、混乱の果てに隠された恐るべき事実と結末。意外な犯人の素顔は?
作者:大原まり子
発売:早川書房
初版:1996年08月15日
価格:544
頁数:324
地球には古えの昔から、人類とは別種の知的生命体が存在してきた。
彼らは吸血鬼と呼ばれ、その歴史は迫害の歴史であった。一族は吸血鬼狩りの激しい東ヨーロッパを逃れ、やがて、東の端の国の教会の奥深くでひそやかに生き続ける。
だが、22世紀初頭、巨大財閥グループの総帥・大門ヤスヒロは吸血鬼一掃を目ざし、一大殺戮を開始した。
種の存続を賭け、吸血鬼一族が最後の切り札としたものは……
幻惑の未来世界を生きる吸血鬼たちを描く。
作者:大原まり子
発売:早川書房
初版:1993年07月15日
価格:1,553
頁数:286
地球には古えの昔から、人類とは別種の知的生命体が存在してきた。
彼らは吸血鬼と呼ばれ、その歴史は迫害の歴史であった。一族は吸血鬼狩りの激しい東ヨーロッパを逃れ、やがて、東の端の国の教会の奥深くでひそやかに生き続ける。
だが、22世紀初頭、巨大財閥グループの総帥・大門ヤスヒロは吸血鬼一掃を目ざし、一大殺戮を開始した。
種の存続を賭け、吸血鬼一族が最後の切り札としたものは……
幻惑の未来世界を生きる吸血鬼たちを描く。